高麗人参の糖質

古来から、高い薬効で注目されている高麗人参は、その効用も実にさまざまで、病気の治療や予防に使う人、美容のために使う人、体力回復に使う人など、とても幅広く活用されています。
しかし、漢方の成分になるというだけで不味い、苦い、飲みにくいというイメージも持たれているのではないでしょうか。
苦いというイメージが強い高麗人参ですが、実は糖質も含まれているのです。
高麗人参の根の部分に糖質は多く含まれています。
高麗人参は乾燥したものが販売されていますが、それを煎じて飲む時にかなり苦く感じます。
高麗人参に含まれている糖質は、苦味よりも薄いために、多くの人はまず高麗人参を口にすると苦いというイメージを植え付けられてしまうようですが、これも飲みなれてくるとほんのりとした甘味を感じるようになってきます。
この甘味は、高麗人参に含まれている糖質から出ているものです。
高麗人参に含まれている糖質の中でもショ糖がもっとも多く、冬季で25%弱、夏季で5%弱だと言われています。
高麗人参の糖質は、ショ糖の他にもブドウ糖や果糖などの単糖類と麦芽糖などがあります。
そして、高麗人参にはさまざまな栄養素がバランスよく含まれており、ビタミン、ミネラルのほか、カルシウム、リン、そしてパントテン酸、リボフラビンが含まれています。
そして、高麗人参にはアミノ酸が多く含まれており、老化現象の緩和にも効果があると言われています。
また、アミノ酸のアルギニン、バリン、グルタミン酸なども含まれています。
高麗人参は、漢方薬として多く用いられており、高麗人参は病気の治療と予防の他にも、体力増強や疲労回復などにも大きな効果を発揮します。
さらに、精神の安定にも効果があると考えられています。
血液循環をよくする成分もあり、貧血や低血圧などにも効果が期待できます。
高麗人参には糖質をはじめ、さまざまな有効成分が豊富に含まれており、それらが単独でも効果があるほか、相乗効果でさらに健康効果を増すことも多く、健康と美容の維持やさまざまな病気、症状の緩和、治療に役立てられています。高麗人参はいつ摂取しても問題ないのですが、毎日継続することが大事です。

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